お気楽さんと「や〜っちまったなあ」のご本

今日も朝からベタベタ感。
40も半ばのふだん乾燥しているカラダが、湿気を吸収するのか重いじゃないか。
夕食の下ごしらえも掃除も洗濯も庭掃除も終えた。
午後からは、パーソナルのピラティスレッスンそしてヒップホップ。
カラダを動かさなきゃ、夏は乗り越えられない。
総評:お気楽さんは今日もごきげんにちがいない


【お気楽さんと「や〜っちまったなあ」のご本】


昨日の出来事。
お気楽さんは寝坊した。
すんごい寝坊した。
でも誰も遅刻しなかった。
神さま、ありがとう。
ちょっと信仰心持ってるフリをする。


「おおい、7時やけどええのお?」
王=配偶者 の声。
へっ?7時?7時?7時!!
電光石火の早業で飛び起きる。
やはりまだ起きているはずもない 下僕B=息子 を起こす。
バタバタバタバタ。
ドタドタドタドタ。
何が何だかの状況で何が何だかいつものきまった行動をする。
習慣って素晴しい。


いってらっしゃーい。
息子、無事バスの時間に間に合うよう飛び出る。
いってらっしゃーい。
王、余裕で無事ご出勤。


お気楽さんは、寝坊なることをほとんどしたことがない。
いついかなる状況でも、結構きっちり起床する。
朝食をさぼることもない。
家族みなを決まった時間に起こしてさしあげる。
「パジャマ姿でお見送り」などというこっぱずかしいことなど論外。


それなのになぜ?


目覚ましをセットし忘れた。
それも理由であろう。
でも体内時計けっこうしっかり機能してるし。


それなのになぜ?


就寝用のご本の選択を間違えた。
これしかない。
そのご本とは、

空白の叫び 上

空白の叫び 上

空白の叫び 下

空白の叫び 下


22時ごろ上巻残すところ1/4で読み始めた。
爽快感もなく、高揚感もない。
なのにやめられない。
下巻に突入。
夜はどおおっぷり更けてゆく。どおおっぷり、どおおっぷり。
そして草木も眠る丑三つ時。
下界では魑魅魍魎が跋扈していた。
やばいっ!眠らなくては!


羊が1匹、羊が2匹、羊が3匹、…眠れない。
吸って、吐いて、吸って、吐いて、深呼吸…眠れない。
カッチカッチ、カッチカッチ、…微妙に耳障りな秒針。
くそうっ。カモンっ、睡魔!


で、冒頭の結末になるのだ。
反省。
でも、誰も、そう王さえも責めなかった。
それほどレアな出来事だったということだね。


少年犯罪がらみの小説は、読後感がおよろしくない。
でも少年犯罪という題材にチャレンジする作家さんは、力量がある。
ぐいぐい引きずりこまれる。
おおいっ、戻って来い。


心になんだかどす黒い霧が立ち込めたままのようなあ。
軽いタッチのコメディでも読むか?
!ひらめいた。
思い切って、「読後感最悪」つながりであれを読もう。

告白

告白


2009年本屋大賞第1位。
帯に「読中感も読後感も最悪なのに、先が気になって手を止められない!」
誇大広告ではなかった。
うん、最悪。


(ここんとこの読書)上記参照
(ここんとこのBGM)

Roots: Parental Advisory

Roots: Parental Advisory