お気楽さんとエアロビクス

ハンドベルのお座敷が過密スケジュール。
合間にフィットネスクラブ。
そのまた合間にSCのボランティア。
そのまたまた合間に歯医者さん。
体が二つ欲しい師走。
総評:お気楽さんは今日もごきげんに過ごしたいね


【お気楽さんとエアロビクス】


お気楽さんのエアロビクス歴は長い。
セパレートタイプホットパンツやレオタード経験者である。


年齢と共に哀しいかな、体力メーターのゲージが低下する。
が、コリオによってウマイこと手を抜く技術は向上する。
ということでプラスマイナスゼロ。
世の中帳尻あってりゃオッケー。


エアロビクズでケガもした。
数年前にやっちまった左膝は今も、ガラスしかもバカラのカットグラスレベルの膝である。
数年前、フリを忘れたオヤジとぶつかって1か月休養に追い込まれた。
でもね、好きなんです。
とっても、好きなんです。


そんなエアロビクスはしっかりクラス分けされている。
なのに、わがフィットネスクラブはカオスである。
何故なのだっ!


中級クラスに平然と紛れ込む初級者。
上級クラスにのうのうと紛れ込む初級者。
何故なのだっ!


そんな厚顔無恥な場荒らしさんには共通点がある。


その1 インストラクターしか見てない
視線の先はインストラクターのみ。
もう、あなたしか見えない。
だから、どんどん、どんどん真ん中へ移動して行く。
スタジオの真ん中には磁場があるのか?


その2 ターンができない
ええ、わかってますよ、できているつもりなことは。
気づいてます?すんごいぶれてること。
あなたのテりトリーは3×3?
酩酊するにもほどがある。


その3 振り(コリオ)が覚えられない。覚える気がさらさらない
もしもーし、脳細胞使ってますかぁ?


その4 まったく、いっこも、ぜんぜんできていないのに「楽しかったわあ!」と言う
不思議だ。
なぜ終了時この感想がでるのか。
理解不能だ。
出来なかったら面白くないだろう、普通。


そして、必ず、次の週も紛れ込む。
周囲をデンジャラスゾーンに変え、
周囲の足を踏み、手を薙ぎ払い、顔をどつく。
そのことすら、気付かない。
傍若無人とはこのことである。


お気楽さんの仲間は優しいのか小心者なのか。
この不届き者にその場で意見しない。
(サウナや更衣室では言いまくるけどね)
しかし、お気楽さんは言う。
自分にかかわる場合ははっきり言う。
だって、怪我したくないものね。
自分の身は自分で守らねば。


「ターンできないならしないでください。ぶつかりそうです。怖いです
「もうちょっと向こうへ行ってください。寄ってこられてます。怖いです
「後ろ下がった分前に戻ってください。近すぎて怖いです
決して怖い顔で言わない。
にっこり笑って、今後私の側に来ないでねオーラーを出しつつ、
「怖いです」を強調する。
そう、お気楽さんは根性ババ色なのだ。


たまに、こんな人がいる。
「ごめんなさいね。私間違ってばかりでご迷惑だったでしょ。でも楽しくって」
こういうのってどうよ?
慇懃無礼じゃないかっ!
己の下手さ知っての狼藉かっ!許せん!
そんなときもお気楽さんは言う。
にっこり笑ってはっきり言う。
「ええ、正直言って非常にやりにくかったです」
「ええ、怖かったです。もっと簡単なクラスもありますよ」

へっ?キツイこと言うって?
はっはっはー、こんな人はなんとも思わないのだよ。
その証拠にまた同じことを繰り返す。
全然懲りてないから上達しない。
永遠の初級者さん。


…何をこんなにもイライラしてるのかって?
只今左膝故障中。
思うように動けない。
単なる八つ当たりなです。わかってます。
ちっちぇえ人間ですよ、お気楽さんは。


(最近の読書)

チェケラッチョ!!

チェケラッチョ!!

コカンセツ! (Edge)

コカンセツ! (Edge)

月光 (徳間文庫)

月光 (徳間文庫)

花と流れ星

花と流れ星

(最近のBGM)
ディス・イズ・アス

ディス・イズ・アス

ビリーヴァーズ・ネヴァー・ダイ−グレイテスト・ヒッツ

ビリーヴァーズ・ネヴァー・ダイ−グレイテスト・ヒッツ