お気楽さんと昭和レトロな商店街 - お気楽さんは今日もごきげん？

朝からあっぱれな快晴。
朝からちょっとばかり裏庭の手入れ。
朝から　王＝配偶者　はゴルフ。
そしてゴルフ仲間と夜は宴を催すので夕食不要とのお達し。
朝から　下僕Ｂ＝息子　アルバイトへ。
もうダラダラしてしまおう。
午後はフィットネスクラブに繰り出そう。
ああ、なんてステキな日曜日。
総評：お気楽さんは今日もごきげんまちがいなし

【お気楽さんと昭和レトロな商店街】

昨日、妹の息子・りゅう7か月と散歩する。
妹が歯医者さんで治療中の乳母ですな。
乳母です。乳母。
…おばあちゃんに間違われやしまいか？
不安である。かなり不安である。

昭和の香りをプンプン醸している商店街。
おーっ、魚屋さん。
おーっ、天ぷら屋さん。
おーっ、八百屋さん。
お気楽さんの子どもの頃にタイムスリップ。
道行く人はおばあちゃん・おじいちゃん・おばちゃん・おっちゃん。
おばあちゃんは基本、柄＆柄のコーディネイト。
おじいちゃん＆おっちゃんはインナーなのかアウターなのか微妙な境界線のシャツ。
あばちゃんはゴムの半パンツかジャージかアッパッパ（ムームーみたいな服。お気楽さんの生息地ではこう呼ぶ）

洋装店！！
内装ベニヤ板。
奥に鎮座する店主と思われるおばあちゃん。
震えるボールペンの手書き文字で「秋冬新物入荷」
しかも広告の裏。
エコですな。リサイクル。
でも、どれが新物なのかしらん。
奥が深いね、おばあちゃんモードは。

ベビーカーのりゅうを見たステテコ姿に団扇のおっちゃん。
「おかあさん、かあいらしいなあ、この子」
にっこり、「そうでしょう」
否定せず。おばバカ炸裂。
！？
おかあさんって言いましたね、おっちゃん！
よかった、おばあちゃんでなくて。
安心して商店街探索。

シャッターの降りた開店前のスナック。
長そで長ズボンのジャージ姿のホームレスのおっちゃん。
店前のケースの空きビール瓶。
振って中身を確認。
ふりふり。ごくん。
ふりふり。がっくり。
うん、人ってたくましい。
帰宅後に消毒用せっけんで手洗い・うがいするお気楽さんがちっちぇえ人間みたいではないか。

前行くおばあちゃん。
肘にかけてた杖を落とす。
すたすたすた。去りゆく君。
えっ？杖落とされましたよー！杖っ！
「はあ？ああ、落してたか。ありがとさん」
…杖は何のためにお持ちなのでしょうか。
エアロビクス中、膝サポーターをするお気楽さんが弱っちい人間みたいではないか。

おばあちゃん経営のたこ焼き屋さん。
お子様がお買いもの。
「たこやきくださあい」
「はいはい、ちょっと待ってな」
！！　
それ売っちゃうの？売ってもいいの！
時の流れに身を任せた、任せすぎたたこ焼き。
「はい、ありがとさん」
売っちゃったよ…。
笑顔の売主、笑顔の買主。
いつも「焼きたてちょうだい」と言うお気楽さんが我儘な人間みたいではないか。

まだこんな昭和レトロな町があったのだなあ。
ちょっと歩を進めると出会うお知り合いの波・波・波。
…お気楽さんにはキツイなあ。
濃厚な人間関係が息苦しい。
でも、なんだか活気があって、ほのぼのしてて、あったかい。
ちょっと羨ましくなった次第である。

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