お気楽さんと闘病中の黄昏の老犬 - お気楽さんは今日もごきげん？

午後、スコールのごとき大雨が降った（らしい）
その時間、バンドーさんのスポーツマッサージで極楽極楽。
腑抜けになったカラダを起こし外を見る。
雨!!
洗濯物さん、また洗濯機の中で回ってください。
総評：お気楽さんは今日もごきげん

【お気楽さんと闘病中の黄昏の老犬】

1日に無事13歳を迎えた黄昏の老犬。
病院でもらった薬が効く。
すごいね、薬。

ケンケンケンの咳も収束。
食欲も戻る。

内服薬はローストビーフの薄切りに包みごっくん。
食事は一回ワンパックのレトルト＆鶏の胸肉の蒸し物。
はたまた薄切り豚肉をしゃぶしゃぶしたもの。
お召し上がりください、黄昏の老犬さま。

今回はもうダメだと思った。
天界からのお迎えは出発したと確信した。
復活したので甘やかした。
もう寿命も終わりそうだし、いいもの食べさしてあげよう。
…すっかりグルメになっていた。

魚肉ソーセージあげてみた。
「はあ？なんですか？これを食べろとでも？」
ぷいっ。

ちょっと固くなったチーズあげてみた。
「固っ！ペッ、なんちゅうもん食べさすの！」
ぷいっ。

食パンの耳あげてみた。
「味ない、味ないって。パサパサやしっ」
ぷいっ。

以前は喜んで食していた3品ではないか。
緑内障で眼圧の上がった飛び出したウルウル瞳で、
「もっとないの？これ、好きー！」
純真な頃がなつかしい…。

散歩にもとりあえず行く気満々。
「散歩まだですかあ？」
行く気だけは満々なのだ。

門を出る。
はぁはぁ。はぁはぁ。
なんとか数メートル歩く。
はぁはぁ。はぁはぁ。
「もう、戻ろうかね」
頑張った。その意欲は買う。

家に戻って定位置に座る。
どや顔で、誇らしげ。

がんばれ、黄昏の老犬。

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