ハンドベルツアー開幕

本日をもってリフォーム終了した。すこぶる満足。
久々に走った。…ただ時間に遅れそうだったから。
髪がふあふあ気持ちいい。
総評:お気楽さんは今日もごきげん

ハンドベルツアー開幕】

もうそろそろクリマスシーズン。
本日ハンドベルツアー開幕。
初日は、初めて依頼があった幼稚園である。
初めての場所はちょい緊張ものだ。
1回こっきりで次依頼がないと、
「お気に召しませんでしたか?どこがっ?」
尋ねたくなるから。不安になるから。やだ。


お子様たちが知っている曲をセレクトしたプログラム。
ドレミのうた・手のひらを太陽に・赤鼻のトナカイなどなど。
はじめから熱唱モード。
えらく食い付きが…いやいや、反応がおよろしい。


演奏時間が20分を過ぎたころ、指揮者のSさんが
「次もみんなが知ってるクリスマスの曲を、」
『ポニョっ!?』
「ええっと、違います、ひいらぎかざ…」
『ポーニョ、ポーニョっ!!』
…聴く気 ゼロ である。
次は、「ひいらぎかざろう」とお知らせしたいのだ。
おうい、先生っ!事前にプログラムお渡ししましたねっ!
なだめてくださいっ。暴動がおきますからっ!


…なんとか演奏を終えた。


「次こそ、崖の上の」
『ポニョっ!?』
「そうです。それでは聴いて下さい」
『うぎゃーっ!!』
…無理だ。無理すぎる。ミッション・イン・ポッシブル。
前奏からメーターぶっち切れのハイテンション。
大合唱がテンポを加速、加速、加速。
…指揮を必死で見る。横目でみる。上目でみる。
こんなに指揮見たの、初めて。

もちろん知ってるとこしか歌わない。
記憶の小箱にないことは、無視。


もちろん間奏なんて無視。
美しい間奏、アルペジオ、聴いて欲しかった。
崖の上のポニョ」想像以上にハンドベル演奏では難しい曲なのである。
あの少女はさらっっと歌ってるけれどもね。


もちろん、エンディングは哀しい結末だ。
ナチュラルハイのお子様たちは、空高く舞い上がってしまった。


ラストはディズニーの名曲「星に願いを」
願いは届かず、霧散。
相変わらず、テンションは天空。
目がいってしまっているもの。熱気ムンムン。


なんとか、カーテンコールにこぎつけた。
魔法の呪文、ハーメルの笛吹き、 「さんぽ」
スイッチが入った。全員に。
腕、ぴんっ。背筋、ぴんっ。1・2、1・2。
一心不乱に歩き出す。
先生先頭、一列縦隊。行進の始まりだ。


最後のひとりが姿を消す。
こわばった微笑み、解除不能
はあ、ぐったり。


恐るべし スタジオ・ジブリ

(本日の読書)

ボーン・コレクター

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図書館派・お気楽さんが「美本希望」で紀伊国屋にお取り寄せ
(本日のBGM)ノリノリで家事