お気楽さんと甘いもの
2日続けて嫁仕事をしてた。(報恩講裏方。茶菓子、お茶の子配り。説明は省く)
多忙なのにあえて障子(2枚)を貼りかえてみた。
多忙なのにあえてヨガに行った。
多忙なのにあえて牛肉のクッパを作った。
総評:お気楽さんは時間の使い方が上手だった
【お気楽さんと甘いもの】
お気楽さんは女である。
世間一般では「スイーツは別腹」の女である。
しかし、お気楽さんは甘いものが 苦手 なのだ。
歳を重ねるごとにますますダメダメになってゆく。
幼少のみぎり、お呼ばれしたお誕生会。
バタークリームのケーキが嫌いと言えず無理して食べた。
帰宅後、吐いた。発熱した。
学生の頃、ばれるのが恐ろしかった。
同類娘に出会ったことがなく、「私はオカシイのか?」と悶々とした。
友達とスイーツの特集記事で盛り上がるフリをした。
ケーキバイキングを断れなくて、参加、がんばって食べた。…精一杯2切れ、ばれないように、「たくさん食べてます」のふり。
帰宅後、じんましんが出た。
オトナになって、面倒くさくなった。カミングアウトだ!
デザートには手をつけない。
「あ、私甘いものだめやねん。よかったら食べて」。
意外と喜ばれることに気づく。
こんなことなら、もっと早くカミングアウトすべきであった。悔恨。
「甘いものだめやねん。よかったら食べて」の魔法のコトバが通用しない世界がただひとつ。
それが、報恩講である。
『あんこ物を必ず食べなくてはいけない』という掟があるようだ。
(よく知らない。面倒なので調べない。義父母にも義兄嫁たちにも尋ねない。しらなくても支障がない。)
昨日はグーパンチぐらいのサイズのおはぎ。
本日は抹茶プリンの上にたぁぁぁっぷりのあんこ。
もう、息も絶え絶え、拷問である。必死のぱっちである。
毎年こっそりお残ししようとして必ず見つかる。
兄嫁が見張っている。
「ちゃんと最後まで食べや」
お気楽さんは末嫁、逆らえない。
毎回お茶でごっくん、ごっくん、ごっくん。無理やり飲み込む。
帰宅後、胃が痛くなる。
今年のミッションも終了した。
終了後すぐに祈る。心から祈る。
…さぼる大義名分が出現しますように。
のぞみがかなえられたことはことは ない。
(本日の読書)
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