この世の不思議 〜フィットネスクラブに厚化粧〜

朝から、雨だった。
天候故、工事の音が控え目だった。
夕食の「揚げ出し豆腐」が美味だった。
本日より中間試験の息子のコメントが、毎度おなじみ「そこそこ」だった。
総評:お気楽さんはそこそこ(お前もか!)ごきげん

 【この世の不思議 〜フィットネスクラブに厚化粧〜】

お気楽さんは化粧なるものが苦手である。
あの顔に貼りつく感じ、皮膚呼吸できませんっという感じがいただけない。
しかし、おばさんになるとノーメイクもまずいだろう。
ということで、普段の化粧に要する時間5分少々。薄化粧にもほどがある。


フィットネスクラブに厚化粧でやってくる強者たちがいる。
年齢問わず猛者たちがいる。
エアロビクスしようが、ボクササイズしようが、取れない・落ちない・崩れない
アイラインもマスカラも口紅もファンデーションも定位置にきちんとおさまっているではないか。
いったいどうなっているのだ!!
シンクロ選手御用達の物なのか?舞台用なのか?もしや精巧にできた仮面なのか?
コスメ知識の貧弱なお気楽さんには解明できない。
怖い、怖すぎる。


そのような方々は、汗を拭くとき
「ぽむぽむぽむ」 そっと拭く。押さえるように拭く。
お気楽さんのように
「ごしごしごし」 拭き倒さない。


そのような方々は、お風呂でも化粧を落とさない。
頭も洗わない。
サウナでも化粧は現存している。(やはり仮面なのか?)
気持ち悪くないのか?
ああ、大きなお世話であったな。申し訳ない。



そのような方々は、しっかり化粧直しをする。
微調整は必要なのだな。
油絵に取り組む画家のごとくだ。修復士かもしれない。
すごい技術だ。


そのような方々も極々・ごくごく・ゴクゴクまれに化粧を落とす。
お風呂で「おつかれさまぁ〜♪」
…誰ですか?

『えっ、もしや、○○さん?もう、びっくりさせないでくださいよ。変身できるんですね。すごいじゃないですか』
そんな思いは、おくびにも出さず
アルカイックスマイルを浮かべて「おつかれさま〜」

そう、お気楽さんは
世渡り上手なのだ。

(本日の読書)
ダニエル・シルヴァ著「イングリッシュ・アサシン」論創社
(本日のBGM)

We Sing We Dance We Steal Things

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